平戸の自然の恵みとともに、香りを届ける小さなアロマブランド「香乃音」です。実店舗はありませんが、平戸の自然の恵みを活かした香りづくりを続ける、小さなアロマブランドです。
春に実る柑橘「平戸夏香(ひらどなつか)」から生まれた精油は、季節を問わず、暮らしにそっと寄り添ってくれる香りです。
今回はその中でも、冬にぴったりな使い方をご紹介しますね。
寒い日こそ、香りの力でほっとひと息。
お風呂に、空気に、ひとしずく。
平戸のやさしい風を感じてもらえたらうれしいです。
🍊 平戸夏香ってどんな柑橘?
「平戸夏香(ひらどなつか)」は、長崎県平戸市の善果園さんで育てられている、やさしい香りの柑橘です。
収穫は3月中旬から5月にかけて行われ、春から夏(お盆前)までに出荷されます。
果実はジュースとして加工され、その際に出る果皮は、魚のえさとして活用されることもあります。
「香乃音」では、その中から残った果皮を分けていただき、香りの素材として大切に使わせていただいています。
果皮にはまだ果肉や薄皮が残っているため、ひとつひとつ丁寧に手作業で取りのぞき、香りの源である“皮だけ”に仕上げていきます。
その後、提携している蒸留会社さんで、水蒸気蒸留法で精油を抽出。
熱と水蒸気の力で、果皮に宿る香りのしずくを、ゆっくりと引き出していきます。
なお、引き取りのなかった果皮は、善果園さんの手で堆肥として土に還され、また次の実りへとつながっていきます。
香りも、土も、すべてがめぐっていく。
そんな循環の中で生まれるのが、「平戸夏香精油」です。
🌿 香りの特徴
「平戸夏香精油」は、ひとしずくで空気が澄みわたるような爽やかさが広がります。
最初に感じるのは、朝の海辺を思わせるような、清々しく軽やかな柑橘の香り。
まるで、夏の風が肌をなでるような、透明感のあるトップノートです。
そのあとにふっと立ちのぼるのは、ほんのりとした苦み。
このわずかな苦みが、香りに奥行きと落ち着きを与えてくれて、
心を静かに整えてくれるような深い余韻を残します。
主成分のリモネンには、
- 気分を明るくするリフレッシュ効果
- 血行を促し、冷えを和らげる働き
- 肌を健やかに保つスキンケア効果
などが期待されており、冬のセルフケアにもぴったりです。
❄️ 冬におすすめの使い方
寒い日って、なんだか気分まで縮こまっちゃいますよね。
そんなときにぴったりなのが、「平戸夏香精油」。
爽やかだけど、ちょっぴりビターで、なんだかホッとする香りなんです。
わたしがふだん楽しんでる使い方を、いくつかご紹介しますね♪
🛁 夏香の湯 〜お風呂でほっこり〜
冷えた日は、やっぱりお風呂!
天然塩に精油を混ぜて湯船に入れると、ふわ〜っと平戸の夏が広がって、心までぽかぽかに。
つくりかた:
・無水エタノール…5ml
・平戸夏香精油…2〜5滴
・粗塩やエプソムソルト…大さじ2くらい(エプソムソルトなどは製品の説明にある量を使用してください)
ガラス容器に無水エタノールを入れてから平戸夏香精油を入れて竹串などで混ぜてます。これに粗塩やエプソムソルトを入れてよくかき混ぜてお風呂に入れるだけ。
香りに包まれて、思わず深呼吸しちゃいます。
お風呂上がりはお肌もしっとり、気分もすっきり♪
*無水エタノールは薬局やドラッグストアで購入できます。400ml 1,800円程度。
*エプソムソルトや死海の塩などは使用説明をよくご覧になって、分量の確認をされてください。
*浴槽に入れたら、全体をよくかき混ぜてから入浴してね。
*なるべく早めに使ってね。
*浴槽の材質によっては変質などの原因になることがあるので、使用できない場合があります。
*入浴後のお湯は必ず捨てて、洗濯などには使用しないようにしてね。
*お肌に合わないと感じたら、使用しないでね。(多量に精油を入れると炎症などが起きる場合があります。)

🌬️ 夏香のしずく 〜ミストで気分転換〜
朝のぼんやりした時間や、ちょっと疲れたときにおすすめなのがアロマミスト。
空気にシュッとひと吹きするだけで、気持ちがふわっと軽くなります。
つくりかた:できあがり量50ml
・無水エタノール…5ml
・平戸夏香精油…3〜20滴
・精製水または水…45ml
スプレーボトルに無水エタノールを入れてから平戸夏香精油を入れてかき混ぜます。これに精製水または水を入れ、よ〜く振ってから使ってね。
お部屋や寝具、マスクにも◎
ほんのり苦みのある香りが、冬の空気にぴったりなんです。
*精製水は薬局やドラッグストアで購入できます。500ml 200円程度。
*使用するときはボトルを振ってからスプレーしてね。保存期限は1~2週間です。
*精油の濃度1%以上(6滴以上)にするときは、肌にはつけないように注意してね。
*マスクに使うときは、肌に当たらない面に使用してね。お肌が敏感な方はかぶれたりする可能性があります。
🫧 香りが生まれるまで
平戸夏香精油は、ジュースに加工されたあとの果皮から生まれます。
果皮をていねいに仕分けし、提携している蒸留会社さんで水蒸気蒸留法によって抽出された精油が、香乃音に届きます。
そこからは、わたしの出番。
ひとつひとつボトルに詰めて、ラベルを貼って、ようやく商品としてお届けできるかたちに。
香りは、自然と人の手しごとが重なって生まれるもの。
そんな背景も、そっと感じていただけたらうれしいです。
☺️ おわりに
「平戸夏香精油」は、平戸の自然と人の手しごと、そして香りへの想いがぎゅっと詰まった一本です。
ひとりでコツコツと作っているからこそ、香りの表情や季節の気配を大切にしたいと思っています。
冬の暮らしに、ちょっとだけ夏の記憶を。
あたたかいお風呂や、ふとした瞬間の空気に、平戸のやさしい風を感じてもらえたらうれしいです。
これからも、香りを通して、ほっとできる時間や、心がふわっとほどけるようなひとときをお届けしていきますね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
また、香りのこと、平戸のこと、少しずつ綴っていきますので、のんびりのぞきに来てくださいね🌿
